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本耶馬渓、青の洞門 [風景画]

耶馬溪、青ノ洞門.jpg
11月18日、紅葉を期待してアフリカツインで耶馬溪に向かった。往復190kmの楽な日帰りツーリングコースだ。本耶馬溪に立ち寄るのは一年ぶりだ。観光広場が整備され、山国川の対岸に遊歩橋で渡れるようになっていた。橋の近くの堤防から眺める、川面に映った「青の洞門」の時がとまったような景色に感動して絵を描いた。スケッチを終え、裏耶馬渓に向かった。4月に大規模な崩落が起きた場所をこの目で確かめたかった。一年前、初めて裏耶馬渓に行き、奥深い小さな集落で「立羽田岩の景」への道を教えてくれた人達の安否が気になっていた。想像していたよりもずっと手前で、一つの丘が消えてしまうくらいの崩落により集落が埋まっていた。多数のユンボやダンプが動き回り復旧工事が勧められていた。民家が押しつぶされた悲惨な光景に胸が痛んだ。

11月27日付けの朝日新聞の片隅にこの自然災害のことが書かれていた。
「耶馬溪土砂崩落 直接原因は不明 県委員会が最終報告…現場では土砂13万立方メートルが崩落した。発生前に降雨などはなく、突然の発生だった。…最終報告では、少なくとも数千年前に起きた崩落でもろくなった層が、長年にわたって地下水の影響を受け地すべりを起こしたと結論づけた。ただ、発生前に雨や地震がなかったのに、なぜこのタイミングで崩落したのかまでは分からなかったという。…。」
合掌


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