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しまなみ街道、来島海峡大橋 [風景画]

 来島海峡大橋.jpg
 大三島インターから高速に乗り、大三島橋を渡って伯方島に入るとすぐに伯方島インターを出た。
 予約した「民宿うずしお」にはそこから5分くらいで着いた。午後5時30分チェックインをすませ風呂に入った。早くビールを飲みたいので夕食は6時にした。
 てんぷらの盛り合わせと小鉢でキリンラガー大瓶一本、刺身と漬物で冷酒300ml一本を飲んだ。飲み足りないので、女将さんに肴をお願いすると海草のテリーヌ風小皿を出したあと鯛の兜煮を作ってくれた。
「足りなければもう一皿ありますよ」とやさしい言葉をかけてくれる。冷酒一本を追加してほろ酔い加減で部屋に戻った。テレビを見ながらいつのまにか寝てしまい、翌朝5時に漁船が入港する音で目が覚めた。
 7時に朝食を食べ、朝風呂に入り8時にチェックアウトした。
 伯方島インターから伯方・大島大橋を渡り大島を出るころ、来島海峡大橋が見えてきた。
 私の町には大きな関門橋があるが、それが3セット合体したような世界初の三連つり橋の景観に圧倒された。
 来島海峡大橋をゆっくり渡り、今治北インターを出てサンライズ糸山にある中央レンタサイクルに向かった。貸し自転車が空いているか事前に電話で問い合わせた際、8時半から先着順に貸し出すので状況次第だとのことだったので急いだ。
 サンライズ糸山には宿泊施設があり、朝早くから大勢の観光客やサイクリストで賑わっていた。
 さっそくレンタサイクルを申し込んだ。レンタル料は朝8時30分から夜5時まで一日2000円だが、他のサイクルセンターに乗り捨てずに借りた場所で返却すれば1000円が返ってくる仕組みだ。
 スケッチ道具や飲み物があるので、籠付きのシティサイクルを借りた。
 全長4kmくらいの来島海峡大橋を、海峡を行き交う船を見下ろしたり、美しい島々の絶景を楽しみながら自転車を漕いだ。
 国際色豊かなサイクリストがさまざまな型の自転車でツーリングを楽しんでいた。
 橋を渡って大島から眺めた橋の景色をスケッチした。
 絵を仕上げて再び橋を渡り、今治の来島海峡展望館に寄り、土産を買った。
 サイクルセンターに戻って自転車を返却し、コインロッカーから荷物を取り出してシャツを着替えた。飲み物を買ってロビーで一息ついた。
 帰路をどうするか思案した末、同じコースを走るのはつまらないので佐多岬→フェリー→佐賀関→北九州のコースにした。台風が気になるので、国道九四フェリーに電話をして運行しているか確認すると、今は大丈夫だが夕方どうなるかは台風次第だという。
 いよいよ台風が近づき、昼食どころではなくなった。
 今治市から国道196号で松山市へ、伊予市から国道378号(夕焼け小焼けライン)、国道197号を走って三崎港に到着すると4時30分発のフェリーが出港準備をしていた。スクーターが一台乗船場に停まっていたのでその横にバイクを寄せるとフェリーの係員が私のほうに走ってきた。
 「乗船しますか。次の便から欠航しますので乗るなら急いで手続きしてください。」
 窓口に駆け込み乗船運賃3000円を支払った。
 欠航した場合、翌日仕事を休むわけにはいかないので、しまなみ街道へ戻るつもりだった。
 乗船すると、すぐに出港した。フェリーは大きく揺れながら波に洗われる佐多岬をが後にした。
 ほっとしたところで船内の売店で弁当、お茶、アイスクリームを買って空腹を満たした。
 午後6時に佐賀関港に到着。波は穏やかだったが厚い雲が覆い今にも雨が降りそうだったので、佐伯インターから東九州自動車道に乗り、パラつく雨から逃げるように走った。横風が強く70kmに速度規制がされていたが、守っている車はなかった。バイクは横風に弱く、コーナーで何度も流されそうになった。福岡に入るとさらに風が強まり、50kmの速度規制となった。台風に追いつかれないように頑張って8時10分家に帰り着いた。(総走行距離660km。)
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しまなみ街道、多田羅大橋 [風景画]

しまなみ街道、多田羅大橋.jpg

 盆休みの代休を利用して、しまなみ街道へ一泊二日のロングツーリングを思いついた。
 台風19号、20号が接近しており、予定を変更するかもしれないので、宿はネットで調べたが予約はしなかった。
 8月20日午前10時に出発。バイパスの多い国道2号を走った。向かい風だが曇り天気が暑い時期にはありがたい。西日本豪雨の爪痕が所々に残っており、片側交互通行となっていた。
 午後2時頃、岩国市内の「かつ福」というトンカツの店にバイクを止めた。長時間の運転と左手首の故障でクラッチ操作が苦になっていたし、喉がカラカラに渇いていた。人気メニューの「「はみ出しジャンボロースかつ定食1275円」を注文した。名前のとおり大皿からはみ出したカツは三人前の量だったが、自慢の大和豚はやわらかくジューシーであっという間に完食した。店の店主に尾道までどのくらい時間がかかるか訊くと、ここから広島市内まで1時間かかるから、一般道だと尾道までさらに3時間みたほうがよいという。
 今晩の宿も決まってないので、大竹インターから尾道インターまで山陽自動車道を走った。
 午後3時31分に高速道路を降り、すぐにガソリンスタンドで給油した。タイトな高速i走行で燃料が底を尽きかけていると思ったが、まだ7L残っていた。
 しまなみ街道の本州側の入り口に新尾道大橋があり、向島と繋がる。向島を経て因島大橋を渡って因島に入る。因島から生口橋を渡って生口島に入る。すばらしい景色が流れて行くのが惜しい。
 瀬戸田PAでバイクを停めた。景色を眺めながら、下調べしておいた宿のリストに電話をした。
 急な予約にもかかわらず二軒目で決まってよかった。
 多田羅大橋を渡って大三島インターで高速を降りた。しまなみ街道の半分で1750円の通行料金は割高に感じた。料金所の係員に「多田羅しまなみ公園」の場所を確認した。
 そこのレンタサイクルターミナルで自転車を借りるつもりだと話すと5時で閉まるという。
 あと30分しかないのでサイクリングは諦めた。
 前の晩、しまなみ街道の見所をネットで調べて、多田羅大橋と来島海峡大橋がサイクリングのコースとして推奨されていたので、その二ヶ所をレンタサイクルで走るつもりだった。
 公園で多田羅大橋を1時間ほどスケッチして宿に向かった。
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