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ぬか喜び [車の絵]

新年早々、大口の家具の注文が入った。
ある不動産屋がリフォーム済の数千万円の中古マンションを仲介販売した際、その買い主が家具や家電をマンションと一緒に買い揃えたいとのことで、某家具メーカーのショールームに買い主とともに来場した。
某家具メーカーの協力店の当社が、巡り合わせでその買い主の担当となり家具の商談をして総額300万円の発注を得た。
不動産屋はネットでメーカーのショールームに予約をいれていたので、当社はネットの運営会社に数千円の紹介手数料を支払うだけでよく、棚ぼた状態だった。
2月末の納品予定日が近づいたが買い主から購入家具代金の振込はなかった。
買い主の携帯に連絡をしても近いうちに払うと言うばかりだった。
不動産会社の社員から家具代金の支払いがあったかどうか電話で聞いてきた。不動産会社は買い主の要望で電気製品一式80万円を代理発注しており、その代金をまだ貰ってなかった。
不動産屋は買い主と会ってマンションの売買契約時に現金を揃えることを確認した、買い主が購入するマンションの住所に住民票も移転していたので安心していた。
迎えた売買契約当日、中古マンションの売主の代理の不動産屋と売り主、買い主の代理の不動産屋が会して、買い主が現れるのを待つが、小一時間経っても買い主は現れなかった。
売買契約に一週間猶予を与える旨の内容証明郵便を不動産屋が買い主に差し出すが音沙汰がなかった。
販売業者は全員泣き寝入りするしかなかった。
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ベントレー3L 1926年型

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アルファロメオ・ジュリエッタSSバックスタイル [車の絵]

ジュリエッタSSの後ろ姿も美しいです。
寒さが和らぐまでスケッチに出かける気がしないので、休日は暖かい部屋で車のイラストを描いてます。
ジュリエッタSSバックスタイル.jpg
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アルファロメオ・ジュリエッタSSスプリントスペチアーレ [車の絵]

昨年11月27日、九州クラシックカーラリーのゴール近くで、目の前を次々に通り過ぎる名車に興奮した。許可を得て写真を撮らせてもらい、絵にすることができた。
※1957年式アルファロメオ・ジュリエッタSSスペチアーレ※
 1290cc100馬力DOHCエンジン搭載
 最高速度200km/h
 フロントガラスの前に設置されたプラスチック板は雨天時の高速走行でワイパーが持ち上がるのを防
 ぐための空力上のパーツで、虫除けのためではないらしい。  
アルファロメオ・ジュリエッタSSスプリントスペチアーレ.jpg

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アルファロメオ・ジュリアスプリントGTA [車の絵]

新型コロナ禍にすっかり慣れてしまったようで、今月、私の親戚に二人のオミクロン陽性者が出ても驚かなかった。二人とも体格の良い青年で、10日間の自宅養生を余儀なくされたが、軽い症状で収まったみたいだ。発熱と味覚障害が気になって検査をしたことで感染がわかったらしいが、自覚症状がない善意の陽性者がオミクロンの感染を拡大させているのではないだろうか。
妻はすでに三回目のワクチン接種をすませているが、モデルナのワクチンだったためか、前回のファイザーの時よりも副反応が辛かったみたいだ。
私は桃の節句に三回目のワクチンを予約しているが、モデルナなのが気になる。
コロナも戦争も早く治まって平穏な世界が戻ることを祈るばかりだ。
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アストンマーティンDB4GT(1960年型) [車の絵]

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今年の一月は例年ほど寒くはないようだが、おかしなウイルスを貰うと大変なので、野外スケッチは少し暖かくなるまで待つことにする。
年末に取引先から頂いたカレンダーにお気に入りの車を見つけたので、絵に描いた。「古い」クラシックカーというよりは、デザインの良さが時代を超えて受け入れられる「普遍的な」クラシックカーの一台ではないかと思う。
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祝ホンダF1復帰 [車の絵]

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1987年に朝日新聞社から出版された海老沢泰久著「F1地上の夢」を読み返した。モトGPで世界から認められたホンダが勝手の違うF1レースに参入し、試行錯誤の末にF1でも成功するストーリーだ。F1でホンダが常勝するようになると、ホンダに不利になるようなレギュレーションの変更が繰り返された。リーマンショックの影響があったにせよ、ホンダが当時F1レースを降りたことは正解だったと思う。そして低燃費高次元のレギュレーションでF1の新時代が始まる今年、ホンダがF1に復帰した。技術のホンダの面目躍如となるか、またF1が面白くなる。
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赤いトヨタ2000GT [車の絵]

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 久々に車のイラストを描いて気づいたが、細かい線が描きづらくなった。少し乱視が入ってきたのかもしれない。

 私は未就学の頃より、子供だけで映画館によく出入りしていた。子供たちがお金を出し合ってガキ大将一人分の入場券を買い、幼児は無料だったのか、ドサクサ紛れだったのか、全員映画館に入ることが出来た。その時分はチャンバラ映画の全盛期だった。
 中学生になったある日、友人と映画を鑑賞していてスクリーンがぼやけているのに気づいた。映写のピントが合ってないのに誰も文句を言わないのが不思議だった。
 高校生になって自分が近視になっていることを認めたが、見た目を気にして眼鏡を作らなかった。授業中、後方の席から黒板の字がよく見えなかったので、成績は最悪だった。
 高1の春休みに自動二輪の免許を取った時、免許証に「免許条件、眼鏡等」と記載された。
 高3の秋に普通免許を取るために、受験勉強を放り出して自動車学校に通った。必要に迫られてコンタクトを作ったが、検定試験のとき以外は裸眼で運転した。
 社会人となってから仕事に支障をきたすといけないので初めて眼鏡を作った。以来、ボシュロムのソフトコンタクトや眼鏡に相当お金をつぎ込んで来た。
 五十代になって少し遠視が入ってきたのか、書類に目を通す時は眼鏡を外したほうがよく見えるようになった。
 面倒なので遠視の度数ゼロの遠近両用眼鏡を作ったが、眼鏡をかけない方が多くなった。眼鏡を落としたり、踏んだり、踏まれたりして壊れては新調する事を繰り返すうちに、眼鏡をやめることにした。
 免許の更新の際、免許条件がなくなり、視力に自信を持った。
 若い時分に眼鏡の必要がなかった友人たちは今は遠視で難儀しているようだが、私は眼鏡から開放されて便利このうえない。
 ところが昨日、目が老化し、細かい線がはっきり見えなくなっている自分に気づく。もう描けるように描くしかないと諦めた。
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映画「栄光のルマン」に登場したポルシェ917K(1970年) [車の絵]

栄光のルマン.jpg                                                                    肩の痛みに堪えながら久々に車の絵を描いた。映画「栄光のルマン」を高3の時に鑑賞したが、主演のスティーブ・マックイーンの渋い演技に心酔した。ポルシェとフェラーリのデッドヒートにも熱くなった。
 
ところで、私は30年以上朝日新聞のみ購読しているが、シェアしたい記事があったので紹介します。
 
平成25年10月19日朝日新聞コラム「経済気象台」より

「すっかり冷めた中国熱」
 中国の大企業トップたちが来日し、民間レベルで日中関係の修復へ動き始めた。
 中国の経済界が雪解けを急ぐ事情は簡単だ。製造業の場合、日本からの進出は止まっており、新規造成された地方の工業団地はがら空きだ。 数年前に進出した日系企業も、追加の設備投資は控えて、工場の買い手を探している。
 日系企業の本音はできれば撤退したいが、中国では、倒産するならともかく、撤退は難しい。「働く場がなくなる」と訴訟になるリスクがあるためだ。
 海外への投資を回収するのは、配当やロイヤルティー(のれん代)を得る方法などがあるが、回収は早くて
4年から5年、初期投資が大きいと、7、8年はかかる。
 アセアンから中国へと投資先が動いたのは2003年ごろからだった。 「やっとリターンを」と思ったとたん、日系の工場に対して、覆面をかぶった集団の略奪と破壊活動が行われ、当局もそれを放置してきた。
 しかも地方当局の「管理監督」が厳しくなり、稼いだお金を日本に持ち帰ることはとても難しい。
 タイやインドネシアなども進出に伴うリスクはある。 だが、どの国の企業にとっても同じだ。 「チャイナ・リスク」は別格。 日本企業のみが突然標的になる。
 「法の支配」は全てに平等だが、「党の支配」は恣意的であり、選別がある。 ここ1年、破壊活動を取り締まらない中国当局の姿勢に対して、日本の企業は学んだ。
 冷めた中国熱がもとに戻ることはないだろう。 ミャンマー行きの飛行機や、現地のホテルは日本人で満杯である。 日系企業の視線は、再びアセアンに向かっている。 (遠雷)


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モーガン4/4スポーツ [車の絵]

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証券市場が連日賑わっている。政府の円安誘導で景気は良くなってきているらしいが、我社の決算は惨憺たるものだ。構造不況の弱小会社の業績が回復するのはいつのことだろう。来年の春に消費税が引き上げられ、再び景気が落ち込むようだと我社の未来はない。4月に入って仕入品の値上がりが増えたが消費の落ち込んだ現状では売価を上げるわけにはいかない。物価が上昇すると借り入れ金利も高くなるだろう。溜息がでる。…いつか古い英国車に乗って、のんびり暮らしたいなぁ。
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PM2.5問題、中国なんとかしろよ!(1964マスタング・インディ500ペースカー) [車の絵]

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春の足音が聞こえる頃、私はいつも憂鬱になる。今年も嫌な花粉の舞う季節がやってきた。妻が私を気遣って、花粉症を軽減する鼻の穴に塗る薬、鼻の周りに塗る薬、それと目薬、を買ってきてくれた。3重のガードで今のところ具合はよい。花粉症は、人体に侵入した花粉(異物=アレルゲン)が許容量を超えると、コップの水が溢れるように、ある年、急に発症するそうだ。数十年前、私が花粉症を発症したときは、内科や耳鼻咽喉科を経て、漸く原因が判り安心するとともに花粉症との長い闘いが始まった。
 ところで、ここ数年、寒くなると、私は喘息のような空咳が出るようになった。肺の病気を疑い、ホームドクターの診察を受けるが、いつもマイコプラズマ肺炎と診断された。
 最近、中国の大気汚染が深刻化しており、特にPM2.5の微小な有害物質の拡散が問題視されている。
 私の住む北九州には確実に中国から有害物質が飛来しているだろう。最近PM2.5を気にして、洗濯物は室内に干す、窓は極力開けない、外出着はこまめに洗う、等の対策を採り始めたところ、私を悩ませた喘息症状が出なくなった。PM2.5は今に始まったことではなかったのだと納得した。
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