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九州国立博物館 [風景画]

 10月12日水曜日、天気快晴、仕事はオフ。妻は出勤。絶好のツーリング日和だった。
 この日、大宰府の九州国立博物館で始まるポンペイ展へと向かった。
 平日だからか初日でも混雑はなく、展示物をじっくり鑑賞することができた。

 「西暦76年のある日の朝、イタリアのヴェスヴィオス山の噴火が始まった。火口から約10㎞離れたポンペイには、昼過ぎから11時間にわたって大量の灰や軽石が降り注いだ。街から脱出するものもいれば、家の中に逃げ込む者もいた。だが次第に、噴出物の重みで家々の屋根は落ち、残った者は閉じ込められていく。翌朝には高温の火砕サージと火砕流がポンペイにまで到達し、街の全ては死に絶えた。」

 ポンペイで発掘されたブロンズ製の水道のバルブの精巧さに唸った。そのころの日本は弥生時代だ。  
 金貨、銀貨、装飾品、ガラス瓶、ブロンズ製の医療器具や調理道具、大理石やブロンズの彫像、フレスコ画、モザイク画、など120点の出土品からポンペイの文明と繁栄を偲ぶことができた。
 帰路はツーリングを楽しむために、都市高速を使わず一般道を走った。
九州国立博物館、ポンペイ展.jpg

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