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モトコンポ [バイクの絵]

1981年、ホンダ・シティのトランクに収納できるバイクとして、モトコンポが登場した。
馴染みのバイク屋でパルホリディを1万円で下取りに出し、黄色のモトコンポを購入した。
たまにオートキャンプに持っていくくらいで、普段はハンドルをたたんだ状態で部屋に飾っていた。
通勤用スクーター「蘭」を廃車してから片道3kmの通勤にモトコンポを使うことにした。
最初は町中で乗るのが照れ臭かったが最高速度50km、2.5馬力、車重45kgのコンパクトなバイクは、「走るスツール」みたいで楽しかった。8インチのタイヤは消耗が早く(特に後輪)、3回くらい自分で交換した。マフラーを二度交換するほど乗ったが積算計がないので走行距離は不明だった。積算計はないが石油ストーブのような燃料計が満タン2.2Lのタンクの上部に付いていた。
子供三人が成長してから念願のアフリカツインのオーナーになるとモトコンポの出番が減った。
長男が高校を卒業して二輪免許を取得し、モトコンポでバイクの楽しさを知ったのか、後にぜルビス、CBR600Rと乗り継いだ。誰も乗らなくなったモトコンポをバイク買取屋に査定してもらうと、エンジンが一発で始動して吹き上がりもよかったので15000円で買い取ってくれた。
最近、モトコンポをヤフオクで検索してみたら、投機目的なのか30万~70万円で数多く出品されていた。
モトコンポ.jpg
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