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映画「栄光のルマン」に登場したポルシェ917K(1970年) [車の絵]

栄光のルマン.jpg                                                                    肩の痛みに堪えながら久々に車の絵を描いた。映画「栄光のルマン」を高3の時に鑑賞したが、主演のスティーブ・マックイーンの渋い演技に心酔した。ポルシェとフェラーリのデッドヒートにも熱くなった。
 
ところで、私は30年以上朝日新聞のみ購読しているが、シェアしたい記事があったので紹介します。
 
平成25年10月19日朝日新聞コラム「経済気象台」より

「すっかり冷めた中国熱」
 中国の大企業トップたちが来日し、民間レベルで日中関係の修復へ動き始めた。
 中国の経済界が雪解けを急ぐ事情は簡単だ。製造業の場合、日本からの進出は止まっており、新規造成された地方の工業団地はがら空きだ。 数年前に進出した日系企業も、追加の設備投資は控えて、工場の買い手を探している。
 日系企業の本音はできれば撤退したいが、中国では、倒産するならともかく、撤退は難しい。「働く場がなくなる」と訴訟になるリスクがあるためだ。
 海外への投資を回収するのは、配当やロイヤルティー(のれん代)を得る方法などがあるが、回収は早くて
4年から5年、初期投資が大きいと、7、8年はかかる。
 アセアンから中国へと投資先が動いたのは2003年ごろからだった。 「やっとリターンを」と思ったとたん、日系の工場に対して、覆面をかぶった集団の略奪と破壊活動が行われ、当局もそれを放置してきた。
 しかも地方当局の「管理監督」が厳しくなり、稼いだお金を日本に持ち帰ることはとても難しい。
 タイやインドネシアなども進出に伴うリスクはある。 だが、どの国の企業にとっても同じだ。 「チャイナ・リスク」は別格。 日本企業のみが突然標的になる。
 「法の支配」は全てに平等だが、「党の支配」は恣意的であり、選別がある。 ここ1年、破壊活動を取り締まらない中国当局の姿勢に対して、日本の企業は学んだ。
 冷めた中国熱がもとに戻ることはないだろう。 ミャンマー行きの飛行機や、現地のホテルは日本人で満杯である。 日系企業の視線は、再びアセアンに向かっている。 (遠雷)


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コメント 4

老年蛇銘多親父

Gulfカラーのポルシェ917K、栄光のルマンのフェラーリ512の激闘は、当時本当に興奮させられましたね。

マックイーンも、その前年だったか、ポルシェ908で実際のレース、デイトナ24時間レースに出場3位入賞を果たしていたし、そのドライビングもずいぶん期待して見たものでした。

そうそう、あの映画でフェラーリがクラッシュするシーン、えフェラーリを使ったの思っていたのですけど、あれはロ-ラ70のシャーシーにフェラーリのカウルを被せた車だったのだとか。
しっかりとお金を使ってじっくりと作られた映画と思いました。


しかし、中国という国の独善的な態度、あの体制でいつまで続くのかな考えてしまいます

by 老年蛇銘多親父 (2013-10-31 06:58) 

シルフ

実際にマックィーンがコレクションしていた車の写真集の本とか出ています。
映画『ブリット』も代役なしのスタントだったし、テクニックはポール・ニューマンよりも上かな。
by シルフ (2013-11-03 01:34) 

yuzman1953

老年蛇銘多親父さん、こんばんは。
音楽だけでなく、映画にもお詳しいんですね。勉強になります。
 
私の孫の時代は、中国から逃げて日本に帰化した大量のシナ人が社会問題となっているかもしれません。
by yuzman1953 (2013-11-03 22:20) 

yuzman1953

シルフさん、こんばんは。
その写真集、欲しいです。
映画「ブリット」の名シーン、サンフランシスコ市街でのマスタングとダッジのカーチェースに興奮しました。マックイーンがハンドルを握っていたんですか…凄いですね!
by yuzman1953 (2013-11-03 22:27) 

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