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手向山公園から関門海峡を望む [風景画]

 漫画「バガボンド」は井上雄彦の緻密な絵と巧みなストーリー展開が面白く、新刊の第38巻の出版が待たれながら5年の歳月が過ぎた。独自の解釈で描かれる宮本武蔵の生涯を最後まで読みたいものだ。
 北九州市の門司と小倉の境界に手向山(たむけやま)があり、今は公園となっているが江戸時代は宮本武蔵の養子の宮本伊織の領地だった。
 宮本武蔵の死の9年後、小笠原藩の家老だった宮本伊織が領地の手向山に「新免武蔵玄信二天居士碑」を建立し、宮本家の墓地とした。碑文には武蔵の剣暦、二刀流開眼、巌流島の決闘などが記述されているらしいが、私にはちんぷん”漢文”だ。
 この公園からちょっぴり巌流島が見えるのだが、宮本伊織が見た海峡の景色はどんな感じだったのだろうと思いつつスケッチを楽しんだ。
手向山公園.jpg

手向山公園、武蔵の碑.jpg
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